徒然なるさざれ石

シャボン玉おじさんを目指す大学生奮闘記

北海道一周(6日目)

今日は

新得アイヌ民族博物館→登別温泉

の予定です。

 

まずは新得から新夕張まで行きます。

7時17分の便に乗るので、いつもより朝が遅く楽です。

 

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せっかくなので、その土地の名物を食べたいのですが、付近の店はまだやってません。

諦めてコンビニでパンを買いました。

 

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メロンパンにはメロンが入ってない♪

 

こんな山奥でもコンビニは値段が変わらないからすごい。

経営努力のお陰か、それとも都市のコンビニはぼろ儲けなのか。

 

 

なんだかんだで、南千歳に着きました。

 

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これにて北海道一周達成です!

色々予定が変わりましたが、なんとか一周できて良かったです。

 

後は僕のしたかったアイヌ文化の勉強と温泉でのリフレッシュを残すのみ。

 

 

 

しかし、ここで恐れていたことが起きました。

 

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雨です。

 

 

雪ならまだしも雨は厳しいです。

今まで割と天気は良かったので、ここらで運が尽きたのでしょう。

かつかつの運なのでここまで持っただけ良かったです。

 

 

足も痛いことですし、アイヌ博物館は諦めて、登別でゆっくりすることになりました。

欲しかったムックリ(アイヌの民族楽器)は、ネットで見て自作しましょう。

 

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という訳で着きました、登別。

ここからバスで20分ほど行くと登別温泉です。

 

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 温泉にはいたるところに鬼のモニュメントがあります

 

極楽浄土への到着です。

バスを降りた瞬間から硫黄の匂いがすごいです。温泉を感じますね。

 

ホテルにチェックインして、早速温泉に行こうかとしましたが、雨が降る前に付近を回ることになりました。

 

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 一転地獄へ

 

源泉の湧き出るところが地獄谷と呼ばれています。

雪でいくらか歩けないルートがありますが、行けるところはとりあえずいって見ましょう。

 

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道中は下が凍って降り、階段は滑らかな滑り台と化しており、観光客や悲鳴が聞こえます。

さすが、地獄ですね。よくわかってます。

 

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奥まで行くと温泉湖がありました

 

ちなみにこのころから雨が降ってきており、道はぐちょぐちょかツルツル、傘もないのでベトベトになって行きました。

地獄体験はまっぴらです。

早くホテルに帰りましょう。

 

急ぎホテルに戻ると、天国に向かいます。

僕たちの泊まるホテル滝本インはビジネスホテルみたくなっており、安いのですが、第一滝本本館というリッチな建物の温泉を無料で使うことができます。

通常入湯料2000円のことを思うと、4700円の宿泊費がかなり安いです。

 

温泉に入る直前にトイレにいき、相方には先に入っておいてもらいました。

どうせ中で合流できますし。

 

さて、いざ入ろうとドアをくぐったら、何ということでしょう。

 

目の前にはユートピアが広がっているではありませんか。

様々な湯船が並んでおり、湯の種類も豊富です。

身体を洗って、まず、近くの湯船に入りました。

 

 

最高です。

 

適度に暖かく、肌に熱が伝わってきます。

気持ちいい。

 

よくある温泉は入った初期は気持ち良くて、だんだん気持ち良さが抜けていき、熱くなったから出る。

みたいな感じですが、ここは違います。

 

気持ち良さが波のように押し寄せて、引いては高まり、高まっては引きます。

とにかく気持ちいいです。

 

こんな湯がまだ沢山あるとは!

次の湯船に移りたいですが、身体が湯から上がれません。

イメージとしては、あったかいお布団からなかなか抜け出せないと言ったところでしょうか。

ただ、お布団はネガティブ-ポジティブな葛藤に対して、今はポジティブ-ポジティブな葛藤です。

あっちの湯船に行けば気持ちいいことはわかっている。

でも、今のままでも気持ちいい。

 

もっと色々言葉があったのですが、全てがどうでも良くなります。

 

移る?いや、別に移んなくていいんじゃないか。もうちょっとのんびり。

あれ、そういえば相方は?まぁ、別にいいか…。

 

人がダメになります。

 

この文章を書くのもどうでも良くなりそうで、やめようかと思いましたが、せっかくなので根性書きました。

 

 

どれ、もう一回、お風呂に入ってこようかな。

 

北海道一周(5日目)

今日は

釧路→茅沼→帯広→然別湖コタン→新得

の予定です。

 

予定と言っておいてなんですが、

然別湖コタンが先日の低気圧のせいで壊滅したらしく、休止しているとの知らせを見つけました。

 

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http://www.nature-center.jp/kotan/

ホームページもめちゃくちゃです

 

不安になったので、あとで連絡を取ります。

 

では、早起きして(寝坊したけど)

昨日通って来た道を逆流します。

 

釧路湿原を戻って行き、茅沼駅まで来ました。

 

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ここはタンチョウに餌付けがされている上、釧路湿原国立公園に比べて人が少ないので、じっくり見るのにおススメです。(って書いてありました)

 

電車を降りて10分もしないうちに、早速タンチョウに出会いました。

 

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頭が赤くないので、まだ子供かな

 

タンチョウに出会えたことはいいんですが、駅舎がめちゃくちゃ寒いです。

ガラスのついてない窓から外を見るとダイヤモンドダストが見られました。

 

気温を見たら-15℃ぐらい行ってます。
確認しなきゃ良かった。余計に寒い。

 

 

足のせいであまり動けなく、もしかしたらこのまま死ぬのかも知れない。

手袋をしてても指が凍りそうです。

 

 

ですが、泣いても笑っても次の電車は2時間後。

ボーっと眺めていると、タンチョウが続々とやって来ます。

嬉しいんですが、そろそろ電車もやって来て欲しいです。

 

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奥にもチラッといる

 

暇だったので、然別湖コタンに電話をしたら、今日から復活するそうで、生きる希望が湧きました。

氷の上の温泉です。

ワクワクです。

 

 

カイロも使って、予備の上着も羽織って待っていたらようやく電車が来たため、無事に釧路まで戻ってこられました。

 

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海鮮丼やスパカツを食べたいですが、時間がないため、すぐ帯広行きに乗り換えます。

昼ごはんを食いっぱぐれる予感がしてきました。

 

 13時20分帯広に到着。

14時のバスに乗りますが、ここで食べないとやっていけないので、急いでお店に向かいます。

 

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帯広名物豚丼

 

すき家がお化粧したみたいな感じです。

肉が分厚くて、厚化粧ですね。

これで、1000円。高いと見るか否か。

 

14時に間に合ったのでここからはバスで移動です。

 

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あの2つの山の間を抜けていくらしい

 

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表示板がバグって降りるチャンスが二回あります。優しい。 

 

15時50分に然別湖コタンに着きました。

 

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今日から復帰というのもあってか見渡す限りの、僕ら以外には2ペアぐらいしか人がいません。

 

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コタン入り口すぐにイグルーで出来たバーがあります。

 氷のブロックを積んだかまくらと思ってもらえればいいです。

 

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氷のグラスで一杯やれます。1000円。

 

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 奥の椅子にも座れます

 

イグルーの中はそこそこ暖かいですが、外に出ると極寒です。

 

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-9.4℃ (最小メモリの10分の1まで)

 

この辺りから携帯の電池がゴリゴリ削れていき、写真が撮れません。

宗谷岬の毒ダメージが帰ってきました。

以降文中心で行きます。

 

 

ここでのメインは氷上露天風呂です。

凍った池の上に8人ぐらいが入れる桶があり、そこに源泉が注ぎ込まれています。

脱衣所は一様ありますが、4人分ぐらいの棚があり、下は氷の上にプラスチックの凸凹したやつが轢かれているだけなので、めちゃくちゃ寒いです。

しかも、前の人が濡れたままでやってきたようで、びちゃびちゃです。

市民プールと同格に汚さを感じましたが、しょうがありません。野湯なんてそんなもんです。

 

僕らがついたときは、他に人がいませんでしたが、混浴のため水着を着用します。

 

一旦湯船に入ってしまえば寒くなく、無限に入ってられるほど快適でした。

大自然を眺めてのんびりと羽を伸ばします。

 

しばらくすると人の動く音がして、新たに人がやってきました。

混浴ですからしょうがありません。野湯なんてそんなもんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

チャラい男子大学生4人組が入ってきました。

 

1番最悪なのが来てしまいました。

いや、1番の最悪はカップルが来て気まずくなることなので、厳密には2番目ですね。

 

2番目は2番目なりに爆発力が違います。

リアクションはうるさいですし、あろうことか浴槽にケータイを持って来てます。

 

来ました。

 

大自然をバックに風呂に入って肩を組んで写真撮ってインスタあげて、俺ら生きてる!ってやるやつです。

 

まず持って、風呂で写真を撮るなんてマナー違反です。

僕は絶対に出て行きません。

大自然バックの1番の場所を譲るものですか。

 

5分ぐらい睨み合いの末、相方が熱いからもう出ると出てしまいました。

 

味方がいなくなってしまいました。

肩身が狭くなる中、生きてる系はiPhoneの防水性について話し出しました。

 

もう、写真撮る気満々じゃないか

目を覆いたくなるキラキラ感、押し寄せて来る生のオーラ、僕はもう耐えられません。

 

 

 

 

「あ、よかったら写真撮りますか?」

 

屈しました。

 

いえ、折れてあげたのです。

僕は大人ですから。

 

端の方に行き、生き系の生き様を見るとしましょう。

 

「「「「お願いしまーす!」」」」

 

ん、僕が写真を撮る流れなのか。

 

有無を言わさず、ケータイを渡されました。

 

悪魔が僕の耳元で囁きます。

「彼らはヒカキンが防水って実験してたと言ってこのケータイを防水だと思ってる。一思いに試してやれ…」

 

僕は悪魔には負けません。だって、タコ殴りにされたら嫌ですから。

 

適当に撮って返します。

 

よし、これで満足しただろう。

早く出ていけ。

僕はまだ自然を楽しむのだ。

 

 

しかし、生き系は出て行きません。

それどころか、壁面の雪を投げ合ったり、頭まで潜ったりしてどんちゃん騒ぎです。

 

僕はどうしようもありません。

もう、遊んでてくれ。

先にでる。

 

極寒の脱衣所で奮闘していると先に出た相方が足湯があるからそっちで足だけ洗うといいよと教えてくれます。

足以外の装備をつけて、いざ足湯に行こうとしたときです。

 

 

 

 

「さ〜みさみさみさみ〜」

 

 

生き系が後ろからべちゃべちゃのまま走って来ます。

せっかく乾きかけていた床がまた濡れた上、相方が彼らに足湯のことを伝えると足湯に直行して行きました。

 

ミンミンゼミにでも弟子入りして来るといい。少しはマシになるだろう。

 

足湯は諦め、足を丁寧に拭いて靴下を履きます。

しもやけが悪化しませんように。

 

 

 

 

風呂を上がり、日が落ちるともう1つの楽しみ、満点の星空です。

 

 

 

実際は3点しかありませんでした。

 

諦めて、終バスで帯広まで帰ります。

 

 

 

帰りのバスの客は帯広まで僕らしかいませんでした。

静かですし、一眠りしたいのですが、寒くて寝られません。

本当にバスの中か疑うレベルに寒いです。

タンチョウのところほどではありませんが、暖かさを期待していただけに、ダメージが大きいです。

足はじんじんし、頭はガンガンします。

 

運転手さんは大丈夫なのかとチラとみると、片手をポッケに突っ込んで背中を丸めて運転しています。

乗客の数に応じて暖房レベルが上がるのでしょうか。

なら、僕たちが居なかったら今頃運転手さんは凍死していました。いいことをしたもんだ。

 

 

帯広に着き晩御飯にカレーをいただきます。

 

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相方が気づいたことですが、北海道のお店はスタッフが多いです。

6人ぐらいの客に対して店員さんが6人おり、

ひたすらカレーを作って盛り付ける店長。

そのカレーを上の台にあげる女性。

あげられたカレーを運ぶ人。

レジを打つ人。

うろちょろしている研修生。

そして、

厨房の陰からずっとこっちを見てるばあちゃん。

 

他人の仕事には手を出さずじっとみんな待っており、僕が店を出て行くまで、結局このばあちゃんが動いたところは見ませんでした。

もしかしたら、プレッシャーをかけてお客を早く返し回転率を上げる係なのかもしれません。

 

 

機会があったら、北海道のサイゼリヤを見てみたい。

この調子ならきっとホワイトだ。

 

 

 今日は新得で泊まります。

おやすみなさい。

 

北海道一周(4日目)

今日は、

網走→流氷→網走→釧路

の予定。

 

釧路でスパカツか海鮮丼が食べられたらいいなと期待します。

 

 

朝起きて、流氷速報を見ると今日は流氷が来ているそう。

9:30の出航に向けてホテルを後にします。

 

実は一昨日ぐらいから右足甲がシモヤケ?のようになっていて痛く、歩くのが辛いです。

ネットで見た色々な処置をしましたが、よくなりません。

いい方法を知っていたら教えてください。

 

そのため、

相方には申し訳ないですが、港までのウォーキングは一人で行ってもらい、僕はバスで港に行きました。

 

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これが、今日乗る砕氷船です。

 

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船に乗った段階で水面には氷があり、

うわぁ、凍ってる

ってテンション上がりました。

 

 

船には2回しか乗ったことがなく、酔わないというには試行回数が足りないため不安でしたが、とりあえず酔うことなくずんずん進んで行きます。

 

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水平線の彼方にうっすら白いのが見えました。

島かと思いましたが、どうやらあれが流氷のようです。

では、一気にバビュッと流氷まで行きましょう。

 

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白い、大きな流氷です。

もう、出航したての氷では満足できない身体になってしまいました。

流氷って罪ですね。

 

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大きかろうと砕氷船なのでバリバリと砕いて行きます。

音と振動が伝わってきて迫力があります。

 

 

ふと思ってしまうとこれって酷い仕打ちですよね。

遠路はるばるやってきた流氷をわざわざ砕いて回るのです。

そう考えると流氷1つ1つが家庭みたいに思えてきました。

 

あ、あれは大家族だ。

バラバラに砕かれていく…

お父さん流氷が船の渦に巻き込まれて沈んで行きます。

 

小さい頃アリを潰して遊んでた子が大きくなるときっとこの船になるんでしょう。

 

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ガキ大将の通った後には何も残らない

 

船内では流氷ビールが売っています。

青い液と泡が流氷を思わせてくれるいい作りです。

 

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ごくっ

 

 

 

 

流氷さいこーーー!

もっと割れーーー!

 

 

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他にはコツがいるガチャがありました

 

船から帰ってきたら次は網走監獄です。

 

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 観光客として戻ってくるなんて皮肉だなぁ

 

 早速投獄されたいですが、その前に腹ごしらえです。

懐かしの監獄飯を頂きましょう。

 

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昔の献立が再現されてます

 

では、早速入っていきましょう。

 

 

明治維新の後にロシアからの防衛拠点のために、北海道の開拓が急がれました。

開拓と言うと屯田兵が浮かびますが、屯田兵より先に囚人達が送られ、過酷な労働をさせられたのです。

そんな囚人達のホームの1つがここ網走監獄というわけですね。

 

  

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これは宿舎です。

枕が一本の丸太で出来ており、端を叩くだけで囚人をいっぺんに起こせる便利な装置です。

体験しましたが、普通の目覚ましの5億倍ぐらい効果がありました。

 

これは、囚人なき後のタコ部屋労働につながっており、タコ部屋労働で作られたのが昨日の常紋トンネルです。

 

感謝してます。

感謝してます。

感謝してます。

 

 

宿舎の写真を見てもらえるだけわかるかもしれませんが、網走監獄ではマネキンがものすごくリアルに作られています。

 

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このポーズをマネキンに取らせているのがすごい

 

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売店のワンシーンですが、実はこのお兄さんもマネキンです。

そこまでする必要があるのかわかりませんが、顔を触っても微動だにしなかったのでマネキンでしょう。

 

マネキンにも慣れてきて、怖くなくなってきたころ、動くマネキンも出てきました。

昼で良かった。夜だったら確実に漏らしてました。

 

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こちらは雑居房です。

いかにもって感じ。

一部開く部屋にはノートが置いてあり、来た人が思い思いのことを書いてます。

反省してます。

清く正しくいきます。

と更正した人もいれば、

いつ脱獄しようかな〜♪

っと反省の色が見られない人もいます。

模範囚としては許せないですね。

 

 

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園内を歩いていたら門が開いていました。

ここを出ると外の食堂にでます。

管理がガバガバですね。脱獄し放題です。

だからさっきのやつは脱獄を考えていたのか。どうやら看守にも責任があるようです。

 

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再犯を促す看板

 

網走監獄全体に言えることなのですが、とにかく寒いです。
お土産売り場以外は暖房がされてません。
囚人の気分を味わうためにしてはやりすぎかと思います。
冬の網走監獄はドM以外には厳しいでしょう。

 

 

寿司が食べたかったので、予定を変えて、知床斜里駅まで行って夜ご飯を食べました。

 

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ちょっと食べちゃったけど 

 

わさび抜きで頼むのを忘れたため、苦しい戦いです。

お茶がなければ今生きていないでしょう。

 

 

冬の北海道はユースや民宿が閉まりがちのため、頑張って釧路までいって寝ます。

星空の宿とか泊まって見たいんですけどね。

 

例に習って快活クラブです。

安いから。

 

明日はタンチョウを見に行ったあと、氷の上にある温泉に行く予定です。

では、さようなら。

 

 

北海道一周(3日目)

今日は

旭川→網走

の移動です。

 

昨日の特急のお陰で

4時間47分と移動が少ないので、色々観光ができます。

 

 

ただ、急に降って湧いた観光なので、行き先が思いつきません。

動物園でも…と思っていたら目覚めたら9時を回っていて、疲れがきてたんだなと思わされました。

 

仕方がないので、男山酒造を見に行きました。

バスで数十分ですが、色々なバスがあるので、迷いました。
それに比べて鉄道はいいですね、ほぼ1つしかないですし、遅れたら3時間ぐらいなくなるのでわかりやすいです。

 

色々タダで試飲できて、これからの道中長いというのに、一本買ってしまいました。

この時はまだ、この瓶があんなことになるなんて思ってもませんでした。

 

 フラグだけ立てておきます。

 

 

 

20分ほど走って歩いたところにラーメン村があったので、そこでお昼を頂きました。

今日は順調にご飯が食べられてます。

 

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 壁画から溢れるリトルワールド感

 

 

宴もたけなわになったので、旭川まで戻ってきて、網走に向けて出発です。

 

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ナチュラルに雪があります

感動はもうありません

 

特別快速なのに1両でワンマン電車です。

走りとしてはゴーカートみたいで、

今頑張ってる!!

あ、惰性で動いてる…

っていうのがガンガンに伝わってきます。

 

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途中「遠軽」という駅に止まりました。

 

ここはスイッチバックとかいって、電車が来た方向に戻ります。

 

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看板も片矢印で2つ駅があります 

 

撮り鉄乗り鉄でない僕でもちょっとはワクワクしました。

特に看板が。

 

 

 

 

遠軽からしばらく行くと常紋トンネルを通ります。

ここはいわゆるオカルトスポットで、タコ部屋労働により掘られて、途中亡くなった人が人柱として壁や床に埋められたと言われており、色々な噂もある上、

 

実際に遺骨が出てきているそうです。

 

 

科学者を目指してる者がこんなこと言っていいのか分かりませんが、僕は割とこの手のスピリチュアルなものは好きなんです。

昔の人が頑張って作って歴史がある建造物

ってのと、

摩訶不思議体験、噂、伝説、神話

ってのが、両方好きなので、ここはダブルマッチです。

沢山の人が亡くなっているので、好きって言いかたよくないかもしれませんが。

 

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運転手さんのすぐ脇のところまででて写真を撮ってましたが怖くなってきたので、一歩引いた車内から写真を撮ります。

好きとは言ってもビビりなんです。

 

 

 

真っ暗でいつがトンネルかわからなかったのですが、ある時急に

 

 

プーーーーーー

 

 

っと警笛がならされ、同時に、ドアの隙間から、冷たい風が吹き込んでしました。

 トンネルの為の圧力差でしょうが、暖房でぬくぬくになってた身体がゾクッとします。

 

目は正面から話せません。

見てない隙に幽霊に襲われるかもしれないので。

心の中で、

トンネル作ってくれてありがとう

北海道旅行ができます、ありがとう

と感謝の念を連呼します。

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正面にあるガラスのせいで、自分の目が映り込み、3回ぐらい出たと勘違いしました。

もしかしたら、本物だったかもしれませんが、勘違いということで終わらせます。

 

真っ暗なせいで、トンネル抜けた後にある慰霊碑は見えませんでした。

 

こういうことを騒ぎ立てない方がいいとか言われますが、

作った人にとって1番嫌なのは、みんなが忘れ去ってしまうことで、心霊だのと言われても人々が覚えていて感謝してくれる方がいいんじゃないかと思います。

 

感謝してます。

感謝してます。

感謝してます。

感謝してます。

呪わないでください。

 

 

 

そうこうしていると北見に着きました。

 

今話題なカーリング選手達のホームです。

 

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ここで、次のワンマン電車に乗り換えて、網走まで行きます。

 

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メンバーはほぼ変わりません

 

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夜ご飯を求めて網走の夜を彷徨います。

 

狙ってた寿司屋さんが17分前に閉まってしまい、割高ですが居酒屋さんで海の幸を少々頂きました。

懐に厳しいですが、お腹に優しいです。

 

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明日は砕氷船に乗ります。

では。

 

北海道一周(2日目)

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おはようございます。

 

始発に乗る関係上、この時間に出発します。5時21分です。

写真は札幌テレビ塔です。誰がなんと言おうと。

 

今日の予定は、

札幌→旭川稚内

でした。

 

しかし、札幌駅に着くと、稚内方面の普通電車が運休でした。

計画が足元から崩れて行きます。

 

しかし、気づきました。

普通は動いてませんが、特急は動いています。

北海道&東日本パスは特急しか動いてない路線では特急に乗れるので、運休で普通電車がなくなったら特急に乗れるのではないでしょうか。

 

みどりの窓口に突撃してゴネて見ます。

 

 

 

 

 

 

 

ダメでした。

 

 

 

 

その区間だけ特急に乗ると、6100円かかり、稚内に微妙に早く着いてしまいます。

 

ここで、北海道&東日本パスのもう1つの効果を発動しましょう。

 

手札から6000円払うことで、一日特急に乗り放題になるのです。

運休してる区間だけ見てもこっちの方がお得です。

 

さらにここで考えるとせっかく一日中乗り放題なら札幌から特急に乗って行けばいいんです。

そうしたら昼に稚内に着くことになりました。

これは、折り返して旭川まで帰って来れそうです。

 

このプランで行きましょう。

 

という訳で、一度も日を見ることなく、札幌を立ちます。

 

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 ここで朝ごはん

 

9時に旭川を出発して、稚内に着くのは12時40分です。

普通電車で行く予定だったことを思うとゾッとします。

 

電車旅の醍醐味といえば、待ち時間や乗ってる間の読書です。

僕ももちろん持ってきました。

 

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3月11日に12回目の試験があるので仕方ないです。

 

途中ウトウトしたら窓にコメカミを打ちました。

今も痛いです。なんも悪いことしてないのに。

 

 

車窓はと言うと、雪、川、山の三択です。

時々隠し味に鹿がいます。

 

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スパイスが効いてる

 

電車も一度鹿が線路にいたため急停止しました。

今度は頭は打たなかったぞ。

 

雪で電車が遅れたため、予定を変えて、南稚内から宗谷岬へのバスに乗ります。

相談に乗ってくれた駅員さんに感謝です。

 

 

 

全力で走ってなんとか間に合いましたが、この辺りから空腹と車酔いと寝不足であまり記憶がはっきりしません。

 

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 気持ち悪いポーズですが記憶にありません

 

 

しばらく乗っていたら、宗谷岬に着きました。

最北端でテンションが上がりそうでしたが、空腹でそれどころではありません。

最北端の食堂に駆け込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってませんでした。

 

無理やりして、最北端に立ちました。

もうヤケです。

 

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あまりの寒さに、携帯の電池が秒でなくなりました。

モバイルバッテリーつけても減少がやや緩やかになるだけでガンガン減っていきます。

猛毒を浴びるって多分こんな感じなんでしょう。どうしたって、ダメでした。

 空腹、猛毒、寝不足、乗り物酔いってデパフがすごいです。

 

 

さて、稚内まで戻ってきて、念願の腹ごしらえに蕎麦をいただきました。

急に来た食料でお腹が痛くなります。

 

帰りの電車は17:46。

旭川には22時前後に着くので、夜ご飯は海鮮丼だと胸をたからせました。

 

 

しかし、待てども電車は来ません。

どうやら、雪崩が起きたそうです。

 

 

結局19時50分ぐらいに電車にのって、24時に旭川まで帰って来れました。

もう、海鮮丼のお店はやってません。

締めでもないのに、締めるしかないのでラーメンをすすりました。

 

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明日は昼過ぎに出ればよいので今日はホテルでゆっくりします。

 

おやすみなさい。

 

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北海道一周(1日目)

友人と北海道を電車で一周してきます。

 

今日は

愛知→新千歳→札幌

 

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日頃は大学生っぽいことはあまりやらずにきたけれど、今回ばかりはやりたくなりました。

 

髪の毛があるうちに髪を弄ろうってのと同じで若いうちに若いことをしたい。

 

 

 

 出発は夕方で、さっぱりした気分で行きたく、午前にお任せで髪切りに行ったら、坊ちゃんカットになりました。

 

そんなこんなで、一度泊まった中部国際空港に着きました。

初めてLCCですが、結構快適です。

持ち込み重さ7キロまでとあったので、かなり切り詰めて持ってきたのに一度も重さを測られませんでした。

荷物を持って体重計に乗り降りして、見たくもない自分の体重も知らされて苦労したのになんだってんだ。

 

 

そして、いよいよ新千歳空港に到着です。

LCCだからかタラップを降りてバスで降り場まで行きます。

空港にも雪があって思わず写真を撮りました。

 

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そして、今回の旅の目玉。

北海道&東日本パスです。

 

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北海道と東日本のJR普通車に7日間乗り放題で、10860円。安い。

 

ただ、現地で知りましたが、いくつか穴があって、特急に乗りたいときは、運賃と特急券を両方買わないといけません。

この辺が18切符と違うのでご注意あれ。

僕たちはこのせいでなかなか打撃を受けました。

 

 

それより、やばかったのは、稚内にいく路線が全線運転見合わせとのことです。

 

翌日は稚内にいく予定のため、詰んだかと思われましたが、明日には回復する予定と言われ、浮かれます。

 

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浮かれてジンギスカン食べました。

この旅行最初で最期の贅沢です。

 

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今日は遅くて、明日は早いのでご立派なホテルには泊まれません。

快活クラブでお休みします。

 

まぁ、初めてのネットカフェのオンラインゲームがあるところなので、色々やって寝られなかったのですが、それはまた別のお話。

 

 

 

 

科学部オンパレード

今週末は僕の入ってるサークルの一つ「名大科学部」でイベントがごった返した。

 

土曜は、大学の博物館で、「光る」をテーマにした実験教室のサポートだ。

 

フルオレセインの合成や、ホタルミミズ、海ほたるの観察をした。

 

余談だが、名大は夏にヒメボタルが出て、ワクワクして見に行くとカップルを目にすることになる。

 

ホタルよりも眩しくて僕は見ていられない。

 

 

して、ホタルミミズは結構有名で、

ヒメボタルの穴場を調べようと

「名大  ホタル」

で検索するとトップはホタルミミズが出てくる。

 

レアなミミズだと思ってたら農学部の駐輪場から見つかったというエピソードを持つ可愛い奴だ。

 

当日はこの発見した教授も来ていて、フィールドワークとして実際に大学内でホタルミミズを探しに行ったのだが、結局、教授のすぐそばにいた子供しか見つけられなかった。

 

 

これに似た現象を昔、鉱石掘りで見たことがある。

 

どっかの博物館で砂場から鉱石を探し出すのだが、係のおばちゃんが土を直したところをついて行って直ぐに掘ると、大きな鉱石が出てくるのだ。

 

 

教授の持っていた、紙カップを見たが何もなかった。

完全犯罪をやられたかもしれない。

 

 

 

 

日曜は、刈谷の「夢と学びの科学体験館」で葉脈標本の教室をやった。

 

 

子供がつくる標本は色々あっていい。

 

こちらの作品名がわかるだろうか。

 

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正解は

 

 

 

「はなび」

である。

この季節を超越したアイデアには驚かされた。

僕もまだまだ修行が足りぬ。

 

しかも驚くべきことに、花火をモチーフにしたのが2人もいた。

子供の世界では葉っぱから花火を連想するのは当たり前のことなのだろうか。

それとも花になれなかった葉っぱに対して、せめてもの供養のつもりなのだらうか。

 

 

 

サイエンスワールドもだが、ここも「KAPLA」がある。

知ってる人は知ってると思うけど、めちゃくちゃ正確に同じ大きさに作られた積み木だ。

 

横にしても安定して積み木れるため、色々できる。

現実版のマインクラフトみたいだ。

ちょっと頑張るだけでこんなのが作れる。 

 

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すごく楽しいのだが、高い。

10000円弱する。

 

宝くじで100000円ぐらい当たったら多分買う。

宝くじ買ったことないけど。