北海道一周(4日目)
今日は、
網走→流氷→網走→釧路
の予定。
釧路でスパカツか海鮮丼が食べられたらいいなと期待します。
朝起きて、流氷速報を見ると今日は流氷が来ているそう。
9:30の出航に向けてホテルを後にします。
実は一昨日ぐらいから右足甲がシモヤケ?のようになっていて痛く、歩くのが辛いです。
ネットで見た色々な処置をしましたが、よくなりません。
いい方法を知っていたら教えてください。
そのため、
相方には申し訳ないですが、港までのウォーキングは一人で行ってもらい、僕はバスで港に行きました。
これが、今日乗る砕氷船です。
船に乗った段階で水面には氷があり、
うわぁ、凍ってる
ってテンション上がりました。
船には2回しか乗ったことがなく、酔わないというには試行回数が足りないため不安でしたが、とりあえず酔うことなくずんずん進んで行きます。
水平線の彼方にうっすら白いのが見えました。
島かと思いましたが、どうやらあれが流氷のようです。
では、一気にバビュッと流氷まで行きましょう。
白い、大きな流氷です。
もう、出航したての氷では満足できない身体になってしまいました。
流氷って罪ですね。
大きかろうと砕氷船なのでバリバリと砕いて行きます。
音と振動が伝わってきて迫力があります。
ふと思ってしまうとこれって酷い仕打ちですよね。
遠路はるばるやってきた流氷をわざわざ砕いて回るのです。
そう考えると流氷1つ1つが家庭みたいに思えてきました。
あ、あれは大家族だ。
バラバラに砕かれていく…
お父さん流氷が船の渦に巻き込まれて沈んで行きます。
小さい頃アリを潰して遊んでた子が大きくなるときっとこの船になるんでしょう。
ガキ大将の通った後には何も残らない
船内では流氷ビールが売っています。
青い液と泡が流氷を思わせてくれるいい作りです。
ごくっ
流氷さいこーーー!
もっと割れーーー!
他にはコツがいるガチャがありました
船から帰ってきたら次は網走監獄です。
観光客として戻ってくるなんて皮肉だなぁ
早速投獄されたいですが、その前に腹ごしらえです。
懐かしの監獄飯を頂きましょう。
昔の献立が再現されてます
では、早速入っていきましょう。
明治維新の後にロシアからの防衛拠点のために、北海道の開拓が急がれました。
開拓と言うと屯田兵が浮かびますが、屯田兵より先に囚人達が送られ、過酷な労働をさせられたのです。
そんな囚人達のホームの1つがここ網走監獄というわけですね。
これは宿舎です。
枕が一本の丸太で出来ており、端を叩くだけで囚人をいっぺんに起こせる便利な装置です。
体験しましたが、普通の目覚ましの5億倍ぐらい効果がありました。
これは、囚人なき後のタコ部屋労働につながっており、タコ部屋労働で作られたのが昨日の常紋トンネルです。
感謝してます。
感謝してます。
感謝してます。
宿舎の写真を見てもらえるだけわかるかもしれませんが、網走監獄ではマネキンがものすごくリアルに作られています。
このポーズをマネキンに取らせているのがすごい
売店のワンシーンですが、実はこのお兄さんもマネキンです。
そこまでする必要があるのかわかりませんが、顔を触っても微動だにしなかったのでマネキンでしょう。
マネキンにも慣れてきて、怖くなくなってきたころ、動くマネキンも出てきました。
昼で良かった。夜だったら確実に漏らしてました。
こちらは雑居房です。
いかにもって感じ。
一部開く部屋にはノートが置いてあり、来た人が思い思いのことを書いてます。
反省してます。
清く正しくいきます。
と更正した人もいれば、
いつ脱獄しようかな〜♪
っと反省の色が見られない人もいます。
模範囚としては許せないですね。
園内を歩いていたら門が開いていました。
ここを出ると外の食堂にでます。
管理がガバガバですね。脱獄し放題です。
だからさっきのやつは脱獄を考えていたのか。どうやら看守にも責任があるようです。
再犯を促す看板
網走監獄全体に言えることなのですが、とにかく寒いです。
お土産売り場以外は暖房がされてません。
囚人の気分を味わうためにしてはやりすぎかと思います。
冬の網走監獄はドM以外には厳しいでしょう。
寿司が食べたかったので、予定を変えて、知床斜里駅まで行って夜ご飯を食べました。
ちょっと食べちゃったけど
わさび抜きで頼むのを忘れたため、苦しい戦いです。
お茶がなければ今生きていないでしょう。
冬の北海道はユースや民宿が閉まりがちのため、頑張って釧路までいって寝ます。
星空の宿とか泊まって見たいんですけどね。
例に習って快活クラブです。
安いから。
明日はタンチョウを見に行ったあと、氷の上にある温泉に行く予定です。
では、さようなら。