北海道一周(6日目)
今日は
の予定です。
7時17分の便に乗るので、いつもより朝が遅く楽です。
せっかくなので、その土地の名物を食べたいのですが、付近の店はまだやってません。
諦めてコンビニでパンを買いました。
メロンパンにはメロンが入ってない♪
こんな山奥でもコンビニは値段が変わらないからすごい。
経営努力のお陰か、それとも都市のコンビニはぼろ儲けなのか。
なんだかんだで、南千歳に着きました。
これにて北海道一周達成です!
色々予定が変わりましたが、なんとか一周できて良かったです。
後は僕のしたかったアイヌ文化の勉強と温泉でのリフレッシュを残すのみ。
しかし、ここで恐れていたことが起きました。
雨です。
雪ならまだしも雨は厳しいです。
今まで割と天気は良かったので、ここらで運が尽きたのでしょう。
かつかつの運なのでここまで持っただけ良かったです。
足も痛いことですし、アイヌ博物館は諦めて、登別でゆっくりすることになりました。
欲しかったムックリ(アイヌの民族楽器)は、ネットで見て自作しましょう。
という訳で着きました、登別。
ここからバスで20分ほど行くと登別温泉です。
温泉にはいたるところに鬼のモニュメントがあります
極楽浄土への到着です。
バスを降りた瞬間から硫黄の匂いがすごいです。温泉を感じますね。
ホテルにチェックインして、早速温泉に行こうかとしましたが、雨が降る前に付近を回ることになりました。
一転地獄へ
源泉の湧き出るところが地獄谷と呼ばれています。
雪でいくらか歩けないルートがありますが、行けるところはとりあえずいって見ましょう。
道中は下が凍って降り、階段は滑らかな滑り台と化しており、観光客や悲鳴が聞こえます。
さすが、地獄ですね。よくわかってます。
奥まで行くと温泉湖がありました
ちなみにこのころから雨が降ってきており、道はぐちょぐちょかツルツル、傘もないのでベトベトになって行きました。
地獄体験はまっぴらです。
早くホテルに帰りましょう。
急ぎホテルに戻ると、天国に向かいます。
僕たちの泊まるホテル滝本インはビジネスホテルみたくなっており、安いのですが、第一滝本本館というリッチな建物の温泉を無料で使うことができます。
通常入湯料2000円のことを思うと、4700円の宿泊費がかなり安いです。
温泉に入る直前にトイレにいき、相方には先に入っておいてもらいました。
どうせ中で合流できますし。
さて、いざ入ろうとドアをくぐったら、何ということでしょう。
目の前にはユートピアが広がっているではありませんか。
様々な湯船が並んでおり、湯の種類も豊富です。
身体を洗って、まず、近くの湯船に入りました。
最高です。
適度に暖かく、肌に熱が伝わってきます。
気持ちいい。
よくある温泉は入った初期は気持ち良くて、だんだん気持ち良さが抜けていき、熱くなったから出る。
みたいな感じですが、ここは違います。
気持ち良さが波のように押し寄せて、引いては高まり、高まっては引きます。
とにかく気持ちいいです。
こんな湯がまだ沢山あるとは!
次の湯船に移りたいですが、身体が湯から上がれません。
イメージとしては、あったかいお布団からなかなか抜け出せないと言ったところでしょうか。
ただ、お布団はネガティブ-ポジティブな葛藤に対して、今はポジティブ-ポジティブな葛藤です。
あっちの湯船に行けば気持ちいいことはわかっている。
でも、今のままでも気持ちいい。
もっと色々言葉があったのですが、全てがどうでも良くなります。
移る?いや、別に移んなくていいんじゃないか。もうちょっとのんびり。
あれ、そういえば相方は?まぁ、別にいいか…。
人がダメになります。
この文章を書くのもどうでも良くなりそうで、やめようかと思いましたが、せっかくなので根性書きました。
どれ、もう一回、お風呂に入ってこようかな。