徒然なるさざれ石

シャボン玉おじさんを目指す大学生奮闘記

北海道一周(7日目)

7日目は風呂で迎えた。

 

 

寝湯が気持ちよすぎて、本当に寝てしまったらしく、気がついたら2時間以上経っていた。

 

かといって焦る気持ちもない。

今日は雨だからどこも寄られないし、フライトは夕方だ。

 

そう思って、二度寝した。

 

 

やはり、温泉は人をだめにする。

 

 

 

温泉に入ってる途中で気づいたことだが、足が痛くない。

いや、痛いのだが、歩くのが苦ではないほどには痛くないのだ。

 

酸性、塩基性の湯に交互に入りまくったせいで僕の足が壊れただけかも知れないが、いずれにせよ温泉のお陰である。

 

 

 

 

部屋に戻り眠ると目覚めたら8時20分だ。

ホテルで朝食をとり空港に向かう。

 

この時気がついたが、前日僕らが通ってきた新得からの路線が雪崩で運休になっていた。

他に、稚内方面の電車も運休になっており、道内はパニックなのだが、奇跡的に登別から空港までは何もなかった。

 

なんかRPGの終わりがけみたいだ。

今まで行けてた街に戻れなくなって、ラスボス行くしか無くなるやつ。

 

 

 

登別で電車を2時間待つことになったのでお昼を探しに行ったらすごく気になる看板を見かけた。

 

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肉ライス

 

「肉ライス」ってなんだ。

豚丼とかではないのか。

 

気になったので食べてみた。

相手の思うツボかもしらない。

 

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ウルトラマンがお迎えしてくれる 

 

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牛丼とカツ丼などは独立してる中、浮いてる肉ライス。

 

 

 

 

 

 

 

その全貌がこちら!

 

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平たい。

 

なんだろう、カレーライスのルーが肉になった感じだから肉ライスなのだろうか。

 

そういえば前に生協で「カレー丼」という名前のどんぶりに盛られたカレーライスを見かけた。

多分発想は同じである。

 

 

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帰りの飛行機からみた雲海は綺麗だった。

この雲の下では雨で雪が溶けて大騒動なのだが、見えないから関係ない。

飛行機が飛んで本当に良かった。

 

 

 

思えばこの旅はかなり奇跡の日程だった。

1日早ければ爆弾低気圧のせいで稚内に行けず、氷上露天風呂は復帰できていなかった。

1日遅ければ、大雨にあって、新得から出られず飛行機に乗れなくて帰れなかった。

僕の日頃の行いがいいお陰だ。

 

 

 

なお、セントレアからの電車が故障のために1時間ほど並んでぎゅうぎゅうのバスで代行された。

すごく狭くてきつかった。

幸運の責任者は誰だ。

 

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愛知は寒い。

でもその寒いは北海道の寒いとは違った。 

例えるなら、カップルが「きゃー寒い」っていう時の甘えた寒い・世間話の寒いが愛知の寒いであり、無言になるのが北海道の寒いだ。

寒いはただ寒いという漠然とした事実のみがある。

口にしなくとも相手に伝わるのだ。

 

 

 

さておき、統括して言おう。

 

 

 

僕は冬の北海道に二度と行かない。

 

寒いから!