徒然なるさざれ石

シャボン玉おじさんを目指す大学生奮闘記

北関東周遊(2日目)

今日は、

小山→宇都宮→日光→鬼怒川温泉

の予定。

 

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優雅なコーヒーセットを頂いてから、漫画喫茶を後にする。

ここから今日のスタート小山駅まで歩いた。

 

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トイザらスの独立店舗があった。

サークルの遠足で行ったのが懐かしい。

 

宇都宮に着くと、天気が良かったので、駅前で電動自転車を借りた。

これで、大谷石資料館まで向かう。

 

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「おおたに」だと思ってたら「おおや」だった

 

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サイクリングロードもあって走りやすい

 

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田舎特有のキリスト教看板もあった

 

そんなこんなしていると大谷石資料館についた。

 

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目に見える建物は小さいが、地下がめちゃくちゃ広い。

壁には石が取られた跡がずっと続いており、初期は手作業で掘り出しから行っていたと聞くと途方もなく感じた。

 

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地下は所々アート作品があったり、カラフルにライトアップされていて、簡単にフォトジェニックな写真が撮れる。

 

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壁の線は電動カッターで切り出した跡

 

この日は割と空いていて、舞台になってるところを独り占めできた。

 

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PVや映画ロケにも使われるらしい

 

そして、なによりもめちゃくちゃ涼しい。

自転車を漕いで汗ばんだ身体が一気に冷やされる。

むしろ、ウインドブレーカーを羽織らないとやや寒かった。

 

付近には、大谷石にまつわるものが多くて、蔵や観音様が大谷石で作られていた。

 

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昨日の大仏の後だと小さく思える

 

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あの餃子像だって大谷石なのだ

 

大谷を出て、宇都宮駅に帰る途中、餃子屋に寄った。

自転車だからこそできる技である。

 

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210円。安い。

 

そのあとは、日光に向かった。

強い雨が降って周りにくかったが、なんとか回った。

 

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有名な眠り猫(雨バージョン)

 

日光を終えると、今日の宿の鬼怒川温泉に向かう。

 

他の宿の相場が1万をガンガン超える中、ネットで探したら、この宿だけ一人で約2500円だった。

安さにつられて決めたが、よく見ると、温泉街から1つ駅隣であり、周りにその宿以外に生きている建物がなかった。

この鬼怒川温泉郷は、どちらかというと廃れてしまった方の温泉街で、そこからさらに飛び出たこの宿の周りは、廃墟と化したホテルがゴロゴロ転がっていた。

 

宿で一風呂浴びたあと、宿のオーナーから勧められた食堂を求めて温泉街の中央に向かった。

 

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宿の地図によると、この先に吊り橋があって温泉街に渡れるらしいが、明かりが殆どなくて怖い。

何が怖いってオバケ系もだが、宿の中に熊やイノシシの剥製が飾られていて、それらと出会うこともあり得るぐらいに、鬱蒼としていた。

 

暗闇を進むこと5分で、吊り橋が見えた。

 

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写真を拡大して、じっくりゆっくり見てほしい。

手すりが心もとなくて、下の木も腐っているのではないかと思える。

最近人が渡っていないことが蜘蛛の巣からわかるのでものすごく怖かった。

 

頑張ってじーーっと写真を見たら、張ってる蜘蛛の巣も見えるかもしれない。

しっかり見てほしい。

 

 

 

 

歩くこと20分。

食堂に着いた。

 

温泉街だというのに、1000円以下のリーズナブルなお値段で、お腹いっぱいになれた。

帰りは別の明るい道で、上機嫌で宿に帰ると、

 

オーナー

「どこまでいってきたの?」

 

「オススメの食堂までです。」

 

オーナー

「てことは、あの吊り橋渡った?」

 

「渡りましたよー、暗くて怖かったです。」

 

オーナー

「そうか、いや、あの吊り橋なー、

ここ3年で二人落っこっちゃってるんだわ

 

「!?」

 

オーナー

「ふふっ、もう行った後だから言っちゃったっ!

酔っ払って落ちる人がいてねー、もう、あの高さから落ちるとぐちゃぐちゃになって大変でね。

うちの若いのが、警察に言われて宿泊者じゃないか確認しに行ったんだけど、もう顔なんてわからなかったらしいわ」

 

「!?!????」

 

オーナー

「それで、もう、今日は寝られないとか言い出して〜」

 

「僕の方が寝られないですよ!

それに、、あの橋の写真撮っちゃいましたし…」

 

オーナー

「あらぁ、なら家に帰ってからゆっくり確認しなさい」

 

その後もオーナーは近くの観光名所な滝は自殺スポットで警官の新人研修で遺体引き上げをやるとか色々な話をしてくれた。

でも、僕の頭にはほとんど残ってない。

 

僕はまだあの橋の写真をじっくり見てませんが、どうでしたか。

何かいましたか?

 

では、おやすみなさい。

寝られれば。