でかおでこの活用法
僕はおでこが広い。
どれぐらい広いか言うと、指4本は余裕で入るぐらい広い。
ヴォルデモートの呪いなら6回は跳ね返せるぐらい。
広いおでこが役に立つことがあるので紹介したい。
それは、髪を切る時だ。
美容師の人に、
「今日はどうしますか?」
と聞かれたとき、困った経験はないだろうか。
「俳優の〇〇みたいにしてください」
と言ったら、
(髪を整える前に、顔を整えてこい)
って思われそうだし、
「前髪を15ミリ、後ろを30ミリで…」
みたいに具体的に言えるわけでもない。
でも、おでこが広ければ安心だ。
僕が大学1年の時に見つけた技だが、
「おでこが広いので、生かすか殺すかしてください」
といえばよい。
すると店員さんは、さっと僕の前髪をあげて、全てを察して、後は静かにお任せでやってくれる。
人によってはカタログを見せてくる人もいるが、美容師さんがおでこの様子をみて、実現可能範囲を示してくれるので、僕は選ぶだけ。
これなら、恥ずかしくない。
切っていくときも、この人は殺す派なのか、生かす派なのかワクワクしながら見ていられる。
みんな必至に前髪を下ろしてくる。
横髪を前に持ってくる人もいた。
今の所、生かす派には会ったことがない。
どこかにいないかしら。
しかしこの技デメリットもある。
ドライヤーの掛け方を聞いたら、
「こうかけると髪がふっくらして多く見えますよ!」
なんて教えてくれるのだ。
おかしい、僕はおでこが広いと言っただけで、薄毛だとか、禿げてるなんて言っていないのに。
「おでこが広い=禿げ」
なんて、考えが蔓延っている。
まぁ、でも、一様覚えて置こう。
一様ね。